第26回 日本組織適合性学会大会

The 26th Annual Meeting of the Japanese Society for Histocompatibility and Immunogenetics

ご挨拶

第26回日本組織適合性学会大会大会長

一戸 辰夫

(広島大学原爆放射線医科学研究所 教授)

このたび、歴史ある本学会の第26回大会を広島市で開催させていただくこととなりました。中国四国地方での本学会開催は初めてであり、充実した学術交流の場とすることは言うまでもなく、ぜひ会員の皆様にこの地域の歴史や風土に触れていただく機会とし、秋の広島を楽しんでいただける大会にしたいと考えています。今後、precision medicine, personalized medicineの基本情報として、HLAやMHCそして組織適合性の概念が広く医療現場や社会全体で利用されていくことを期待して、大会のテーマは「組織適合性学の医療と社会への新展開」といたしました。会場は平和記念公園のすぐ南側にあり、広島の中心街や世界遺産の原爆ドームへの散策にも徒歩10分の圏内にあります。

学術企画は基礎研究者・検査技術者・医学研究者から成るプログラム委員会が、大会への参加者すべてにとって有意義な情報の提供が可能となるように立案し、特別講演は、がん免疫療法と移植再生医療の未来展望を主題として企画いたしました。大会最終日には、東日本大震災や昨年の熊本地震によって、多くの大学や研究機関が大きな損壊を受けた経験を全参加者で共有するため、激甚災害が発生した際に、アカデミアはどのようにお互いを支え合いながら被災地域の復興に貢献するためのネットワークを形成できるのかを考えあう市民公開企画の開催も予定しております。

ぜひ、多くの皆様の参加をお待ちしております。